【Google Cloud目線】AI Pro/Ultraの$10・$100クレジット特典、利用に必要な2つの紐づけ
📅 2026年2月15日 現在の情報
2026年2月15日に内容を再調査し、公式FAQに基づき修正しました(クレジット有効期限は「付与から1年」、Google Maps Platform も充当可能等)。詳しくは公式情報をご確認ください。
📝 記事について: 本記事は、50近辺のくたびれたおっさん(貧乏)の筆者が、サイトやコードを作っていく際に気になったものをまとめたものです。利用するかもしれない製品・サービスについて、公開情報を調べています。内容の正確性については、必ず公式情報やデータソースをご確認ください。
Google One の AI Pro は月額 $10、AI Ultra は月額 $100 の Google Cloud クレジット特典が付きます。しかし契約しただけでは使えません。GCP 目線で、特典を確実に利用するために必要な2つの紐づけと、その順序を解説します。
Core Insights
プラン一覧・料金・契約内容の詳細は【GCP利用者目線】Google One プラン一覧とAI Pro/Ultra契約内容の詳細まとめで解説しています。
- ① GCP 請求先アカウントが必須: 紐づけ先がないとクレジットを適用できない
- ② developers.google.com での紐づけが必須: My Benefits で請求先を選択しないと特典が効かない
- ③ 追加契約は不要: Developer Program の無料 Standard 会員で利用可能
Google for Developers ってなに?
Google for Developers(developers.google.com)は、Google が開発者向けに運営する総合ポータルです。
Android、Firebase、Google Cloud、Chrome、Maps、TensorFlow など、各種サービス・API・ツールのドキュメントや SDK、学習リソースが一箇所に集約されています。
Google Developer Program に参加すると、プロフィールの作成、特典(My Benefits)へのアクセス、コミュニティやイベントへの招待が可能に。AI Pro/Ultra の $10・$100 クレジット特典は、このプログラム経由で My Benefits から適用する仕組みです。同じ Google アカウントでログインすれば、無料で Developer Profile を作成でき、特典の紐づけ作業が行えます。
主な提供範囲:Android・Firebase・Google Cloud・Flutter・Chrome・Google Maps Platform・TensorFlow・Google Workspace・YouTube など。Codelabs や GDG(Google Developer Groups)も含む、開発者向けの包括的なエコシステムです。
1. 特典の概要
Google One AI Pro に加入すると毎月 $10、AI Ultra では毎月 $100 の Google Cloud クレジットが付与されます。
Firebase、Vertex AI、Cloud Run、Cloud Build など、GCP の主要サービスに充当可能です。
⚠️ 注意:AI Pro/Ultra に契約しただけでは自動適用されません。2つの紐づけを済ませる必要があります。
クレジットの有効期限は、公式FAQでは「付与から1年で失効。1年を超えての繰り越しは不可」。毎月付与分はそれぞれ付与日から1年以内に使用(月末で消えるわけではありません)。
2. 利用に必要な2つの紐づけ(順序あり)
特典を利用するには、次の順序で準備を整えます。
| 順番 | 条件 | 説明 |
|---|---|---|
| ① | GCP 請求先アカウント | クレジットの紐づけ先。無料トライアルや課金有効化で作成済みであること |
| ② | developers.google.com 紐づけ | My Benefits で請求先を選択してクレジットを適用 |
請求先アカウントが無い状態では、My Benefits のドロップダウンに選択肢が表示されません。まず GCP 側で請求先を用意し、そのうえで developers.google.com から紐づけます。
3. 具体的な手順
- Google Developer Profile を作成(未作成の場合)
developers.google.com にアクセスし、AI Pro/Ultra と同じ Google アカウントでログイン。無料登録のみでOK。 - GCP 請求先アカウントを用意
未作成なら 無料トライアル で請求先を作成。既存の課金プロジェクトがあればそのままで可。 - My Benefits で紐づけ
developers.google.com/program/my-benefits の「利用できる特典」を開き、プレミアム特典のカードで請求先アカウントを選択。プロモコード表示の場合は console.cloud.google.com/billing/redeem で入力。
4. 追加契約は不要
Google Developer Program の有料プラン(Premium 等)は不要です。Google One AI Pro に契約すると、デベロッパープログラムのプレミアムプランが利用可能になります(画像の「Google AI Pro に含まれる」表示)。AI Ultra では $100 相当の特典です。追加課金は発生しません。
5. 付与の確認
紐づけ後、GCP の課金 → クレジット → 発行済みクレジットで特典が反映されているか確認できます。「Google Developer Program premium benefit」として、$10 相当(日本円で約 1,529 円前後)が表示されればOKです。
6. 権限に注意
請求先アカウントのドロップダウンに自身のアカウントが表示されない場合、billing.accounts.redeemPromotion 権限(請求管理者相当)が不足しています。組織の GCP を使っている場合は、請求管理者に権限付与を依頼してください。
7. その他の注意点
- 同じアカウントで統一:AI Pro/Ultra、developers.google.com、GCP の請求先はいずれも同じ Google アカウントである必要があります。
- Google Maps Platform にも充当可:公式FAQでは「Google Cloud Platform および Google Maps Platform の全プロダクト」に使用可能(Benefits FAQ)。
- 無料トライアルとの併用:GCP の $300 無料トライアルとこの特典クレジットは別枠。両方に充当可能です。
Artist's Perspective
「貧乏人としては、月額2,900円の契約でも胃が崩壊するほど悩んでやっと踏み切る。で、契約したはいいが、GCP特典の利用方法がどこにも見つからず、地球の終わりくらい凹んだ。調べていくうちに、Google Developers というまた別の壮大な Google ワールドが現れる。よくここまで作ったな、と感心する。今後はたまに、あの世界をのぞきにいこうと思う。」
データソース・参考リンク
本記事は以下の情報源を参考にしています。内容の正確性については、必ず元のデータソースをご確認ください。